右膝の前面

 膝関節は大腿骨とけい骨、膝蓋骨が靭帯(関節包)
に包まれている。中心に半月板といって輪状の繊維
軟骨がある。

 骨盤が歪むと、骨盤からけい骨に固定する、太腿
(ふともも)の筋肉が縮む。O脚など骨格が悪いと
けい骨と大腿骨の一部に筋肉の縮む力が四六時中
加わり軟骨が磨耗を起こす。半月板の軟骨も磨耗する。
 関節包(靭帯)は内外二層に分かれ、外層は靭帯
を構成している。内膜は柔らかな滑膜(かつまく)で
毛細血管から滑液を分泌している。
 しかし、骨格の変形で関節包も緊張する、炎症とか
も起こす。また磨耗した軟骨などで、滑液が汚れる。
滑液は毛細血管を通し循環しているが、再び戻れな
くなり溜まる、水症になる。