7.骨盤の歪みと難病や重度の障害

1)骨盤は歩き始めると左に傾く

 普通、赤ちゃんの骨格は『図1、脊柱のS字状湾曲』のように歪んでいます。初めは真っ直ぐな赤ちゃんでも、歩き始めると歪んできます。歪む順序や歪み方は決まっています。まず骨盤の仙腸関節(図2、脊柱と仙腸関節)がズレて、骨盤は必ず左に傾きながら歪んできます。それに伴って脊柱がS字状に湾曲し、頭蓋骨も「左前出」に変形します。
 西洋医学では骨盤の仙腸関節を不動関節と呼び、動かない、ズレないと言われていますが、間違っています。骨盤がズレて歪むことで人間は病むのです。赤ちゃんの頃から、わずかづつの歪みが累積します。赤ちゃんのうちに歪んだ骨格や筋肉で成長すると、全身に悪い癖が付き、姿勢、健康、運動、教育、すべてにマイナスになります。脳幹は三歳までにはほぼ成長します。脳幹が支配している脳や性格、体質や健康が三歳までに決まってしまう、といっても過言ではないのです。

図1.脊柱のS字状湾曲 図2.脊柱と仙腸関節

2)中枢神経や末梢神経も働けず難病や障害に

 「図3.骨盤」は三個の大きな骨で出来ています。左右の寛骨(かんこつ)と中心の仙骨(せんこつ)です。寛骨の腸骨(ちょうこつ)部分と「図4.仙骨」とは耳状面で仙腸関節をつくり、靭帯(じんたい)で内面、外面ともしっかりと、幾重にも結ばれていますが、骨盤にはいつも大きな力が加わり、耳状面は平面関節のためズレるのです。耳状面のズレで骨盤が歪みます。骨盤を土台のようにしている脊柱や頭蓋も歪みます。
 脊柱や仙骨には脊髄(せきずい)が入っています。脳幹と脊髄は中枢神経といいます。骨盤や脊柱、頭蓋が歪むと、中枢神経はよく働けません。脊柱の椎間孔(ついかんこう、図2脊柱と仙腸関節)と仙骨の仙骨孔(図4、仙骨)から脊髄神経という末梢神経(まっしょうしんけい)が出て内臓や手足をコントロールしていますが、脊柱や骨盤が歪んでいると末梢神経もうまく働けず病気になるのです。難病や重度の障害も起こります。

図3.骨盤
図4.仙骨

3)ぜんそく、咳、肩こり、不妊症、うつ病、重度の障害のわけ

 脊柱が湾曲すると胸郭(きょうかく)が硬くなり、呼吸障害などを起こします。たとえば、気管支ぜんそくや咳が起こります。また肋骨(ろっこつ)に付随する胸骨(きょうこつ)や鎖骨(さこつ)も位置が狂い「図5、胸鎖関節」(きょうさかんせつ)も狂います。鎖骨はヒトやサル、モグラだけに有って指先の微妙な動きを可能にしています。胸鎖関節の狂いは肩こり、腱鞘炎、テニスひじ、手のしびれなども起こします。
 頭蓋はドクロのような塊と思っていませんか、健康な人の頭蓋は柔軟で、50歳頃までは固まりません。しかし、骨盤が歪んだままだと頭蓋は左前出の変形を起こし、幼児でも石頭のように固まってしまいます。「石頭」という言葉は日常生活で、使いたく有りませんが、こまった人に多いのは確かです。治療をしていますと、幼児でも難病の子は石頭になっています。若い人でも、うつ病、癌(がん)、膠原病(こうげんびょう)、生活習慣病など難病の人は石頭になっています。
 頭蓋は蝶形骨(ちょうけいこつ、図6、頭蓋骨)がシャフトのように左右に貫通し、そのまわりに13種21個(下顎骨1と舌骨1を除く)の頭蓋骨が集まり、縫合結合(ほうごうけつごう)してできています。蝶形骨中央部の上面にトルコ鞍(あん)という、馬の鞍(くら)のようなへこみがあり、そのへこみに、脳幹の先端部にある、脳下垂体(のうかすいたい)という、ホルモン分泌の中枢がおさまっています。脳下垂体のすぐ隣には、視床下部(ししょうかぶ)という自律神経の司令塔があります。《医学の盲点は免疫力の軽視「自律神経の支配領域」参照》
 これらの頭蓋骨が左前出の変形を起こしながら歪み、石頭のように固まってしまうと、脳幹や大脳から出ている脳神経(12対)という末梢神経は引っ張られることで萎縮し、脳神経根元の脳幹や大脳の一部及び先端の内臓や目、鼻、口、喉、などの機能は失われます。
 前述した脳下垂体のホルモン分泌や視床下部の自律神経の調整は失われ、様々な障害や難病が発症します。反対に、骨盤・脊柱・頭蓋を正し柔軟にすることで、頑固な不妊症やうつ病など様々な障害や難病も根治します。
 骨盤・脊柱・間脳(脳幹の部分)について、東京大学仏教青年会の西嶋和夫老師(座禅のやり方 金沢文庫)は次のように述べられている。
 座禅で姿勢を正すことによって人間は誰でも自律神経をバランスよくさせることができる。つまり、一切の骨格および筋肉が正しい状態に置かれることにより、脳細胞、ことに体温・情緒・物質代謝、性、胃腸、睡眠などに関する調整の機能をつかさどっている間脳(視床下部)が、もっとも正しい状態に置かれる。間脳が正常な状態に置かれることにより、自律神経、すなわち交感神経と副交感神経との拮抗が正常化され、強化される。自律神経の正常化が行われることにより、血液の循環・ホルモンの分泌・胃腸の機能・排泄の機能等自律神経によって調整されている全身の機能が、もっとも健康な状態に保たれる。
図5.胸鎖関節
図6.頭蓋骨

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